インクリメンタルなカイハツにっき

.NET 開発手法を中心に、これから始める方の一助となる記事を載せていく予定です。

実践 Entity Framework ~ ConnectionString 設定

前回マイグレーションを利用して、コードからデータベースを作成してみました。

まぁ、実際なにもコード書いてませんが。

ところで、作成されたデータベース名が「Context クラスのフルネーム」となってしまっています。開発中はこれでも良いかもしれませんが・・・せっかくなので変えたいところ。
どうやって?

Web.config を修正

まぁなんてことありません。
そもそも、データベース接続時には通常必要なはずの設定をしていません。していないので既定のものが採用されたわけであり。

では、おなじみの設定を 「Web.config」ファイルにしてみます。

Web.config ConnectionString 設定

  <connectionStrings>
    <add name="AddressDataContext" 
         connectionString="Data Source=(localdb)\MSSQLLocalDB;Initial Catalog=AddressData;Integrated Security=True"
         providerName="System.Data.SqlClient"/>
  </connectionStrings>

ConnectionString について、詳細はこちらで。
SqlConnection.ConnectionString プロパティ (System.Data.SqlClient)

設定完了後、パッケージマネージャーコンソールから

Update-Database

すると

Entity Framework - マイグレーションから作成されたデータベース

Initial Catalog で指定した名称で、データベースが作成されました。

・・・いい加減中身がほしいですね。次回以降ではテーブルを作成してみましょう。