Visual Studio 2015 で Git !
ソースコードのバージョン管理システムに Visual Studio Online で Team Foundation Version Control を利用する方法を簡単に紹介しました。
今度はバージョン管理に Git を利用してみます。
Visual Studio の Git 対応
Visual Studio 2012 までは、(標準で)Git に未対応でした。
別途 Git クライアントと、Visual Studio の 拡張機能で サードパーティー製のツールをインストールする必要がありました。
- 公式サイト: Git
使い勝手を良くするためには、このあたりも必要でしょうか
まぁ面倒くさい...
Visual Studio 2013 になり、ソース管理プラグインとして「Microsoft Git Provider」が導入され、正式対応となりました。ただ、これの使い勝手がイマイチ...
そして、2015。こちらでも 2013 同様、Microsoft Git Provider が導入されていますが...なかなかのバージョンアップが行われています。
「ひょっとしたら、拡張機能なしでいけるのでは?」
そんなわけで、余計なものはなるべく入れずに利用可能であるかも検証しながら、Visual Studio Community 2015 で Git を利用してみたいと思います。
Visual Studio 2015 インストール時に選択可能
で、まずは肝心のクライアントツール。これは Microsoft がいちいち用意したりはしていません。
まぁそりゃそうだ...
しかしながら、Visual Studio 2015 からは、インストール時に追加インストールの指定が可能になりました。
なんか、Github Extention なんてのもありますが...
とりあえず、そちらはそっとしておいて、「Git for Windows」にチェックを入れておきましょう。
ちなみにというかあたりまえですが、ここで入れなくとも、本家サイトからダウンロード可能です。
Git の基本
で、Git の使い方ですが...
それは、ここでは取り上げません。検索すると大量に引っかかるはずなので、そちらを参照していただければ。
というより、人に教えるほど、私も詳しくなかったり...
ちなみに、そんな私が参照させていただいたサイトはこちらです。
「Git? わっかんねーなー!」て人はまずは一度確認していただければ...
「そんなん常識や!」という人。素晴らしいですね!
ほんじゃ、次に行きましょう。
リモートリポジトリの作成
まずは、リモートリポジトリを用意したいのですが...
Github や Bitbucket あたりを利用するのが定石っぽいですが、ここはあえての Visual Studio Online で。
タダのものは使っていきましょ。
ちなみに、Visual Studio Online についてはこちら
では、せっかくなので、Visual Studio Community 2015 から、新しいチームプロジェクトを作成してみます。
といっても、単なる Web サイトへのリンクですが...
まずは、Visual Studio Online に接続します。方法はこちらで...
チームエクスプローラの上の方、「ホーム」とかが表示されているあたりが、一見わかりづらいですが、ドロップダウンのメニューになっています。
「プロジェクトと担当チーム」を選択すると、さらに展開され、「新しいチーム プロジェクト」があるので、それをクリックすると、プロジェクト追加用の Web サイトが表示されます。
ここで、Version Control を Git にしましょう。
実際は、Project name もちゃんと指定する必要がありますが...ここでは、まぁ簡単に「Git」としています。しばし待つと...
これだけで OK です。
それでは、Visual Studio に戻って、新しく作成したプロジェクトに接続してみます。
「チームエクスプローラ」のプラグボタン、または、「チーム」メニューの「接続の管理」をクリック後、「接続の管理」→「チーム プロジェクトへ接続」をクリックします。
先ほど作成したプロジェクトが増えているはずなので、プロジェクトにチェック。
接続すると...
作成したプロジェクトが出てきました。
それでは、ここにソースを追加したいのですが...
ちょっと設定とかも触ってみたいと思います。
つづきは...